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アニメ、漫画、ラノベなどについて感想などを書きます。

『チェンソーマン 第二部』第98話感想 まさにこれがチェンソーマン!という感じの一話

待ちに待った『チェンソーマン第二部』がやっと始まりました! 

shonenjumpplus.com

twitterなんかを見ているとあんまり盛り上がっていないのかな? なんて勝手に思っていましたが、漫画が更新された瞬間にジャンプ+のサーバーが落ちたところからもどれだけ楽しみされていたのかがうかがえましたね。

 

そして第二部一話目の感想ですが……

 

これこれ!! これが私が楽しみにしていたチェンソーマンなんですよ!

 

私は第一部のチェンソーマンの中でも第一話がトップクラスに好きなんですけど、その理由として

「ヤクザに飼われているという不遇な環境にありながら普通の生活を夢見て辛いことをともに耐え忍ぶポチタとデンジのパート + チェンソーマンになって自分を殺した悪魔(ヤクザ)を瞬殺するパート」

であり、『チェンソーマン第一部 第一話』は人物を描写する日常?パートと爽快な戦闘シーンがあって、どちらをとっても高品質という、例え一話読み切りとして読んだとしても最高に出来のいい話なんですね。

なので今回も一話はすごいものを見せてくれるのでは……? と期待していたらその期待をたやすく上回ってくれました。

今回更新された話は簡単に要約すると

「気難しい女子高生である三鷹アサの日常パート + ”戦争”の悪魔が三鷹アサの死体を乗っ取り敵を瞬殺するパート」

という風に、話の構成自体は第一部一話とよく似ているように感じました。正直、第一話からもっと変化球を投げてくるのでは? と心配ですらありましたが、すごく王道な展開で面白かったです。もちろん、マスコット的に登場して踏みつぶされて死んでしまった、どこかジャンプ+で既視感のあるコケピーだとか、百日後に死ぬ~だとか、最後の爆発シーンのセルフオマージュだとか意図しているのかはわかりませんが、藤本タツキ先生のいたずらごころが感じられる描写も笑えましたけどね笑

それと個人的にお気に入りなのが新キャラの三鷹アサの性格です。ずっとイライラしていて周りとも仲良くしない、でもずっと早く死ねばいいと思っていたコケピーが名前を憶えていてくれて、それをきっかけにみんなと打ち解けようとしたらこけてコケピーを踏み潰してしまう。そしてその自分のしでかしたことに耐え切れずにゲロはいて倒れてしまうんですね。決して性格が悪いわけではなく、少々コミュニケーションをとるのが苦手なだけの普通の女子高生というのがわかります。あと、最後の死体に足組んで座っているコマも格好良くて好きです、まぁ、中身は三鷹アサじゃなくて”戦争”の悪魔ですけど。まぁ、つまり見た目も格好良くて好きということです。

せっかくだし、もっと彼女の話を見たかったけど死んでその死体を乗っ取られたのでもう人格は生きてないんですかね? もしかすると、例えば他の漫画『寄生獣』のように本体の人格も残っているパターンでしょうか? それだと個人的にはうれしいんですが……はたしてどうなるのか、来週が楽しみです!

楽しみにしていた一話目ということで、長々書いてしまいました。この辺で終わっておきます。

 

ちなみに、

tekitouniyar.hatenablog.com

この記事にて、更新前日に発表された三鷹アサを見て、正体が何なのかを考察、もとい妄想していました。結果は『全く新しい登場人物説』と『第二部の敵キャラ説』が部分的に正解、という感じでしたね。まぁ、大体の選択肢上げておいて当たらないほうがどうなんだって話ですが。なお、それ以外のチェンソーもってあーだこーだ~というのは本当に妄想で確定しました。恥ずかしいです。

多分次回も感想書きます。

それでは。